GO!GO!75運動
毎年、約10万人の人が「介護離職」を余儀なくされています。
まさに働き盛りの人が辞めなければならないのは、
本人にとっても、企業にとっても、社会にとっても、由々しき問題です。
じつは「その日」は、突然やってくることもあります。
ちょっとした高齢者のシグナルを「まあいいか」と見過ごしていると、
ある日突然、火山が噴火するように「問題」がおこることも少なくありません。
そこで急な対応に追われ、
バタバタしているうちに仕事を辞めざるをえなくなる。
「備えあれば、憂いなし」
「何かがおこってから」ではなく、事前に手をうっておくこと。
それが介護離職を防ぐ秘訣です。
そこで「ぎんのコンシェルジュ」が展開しているのが、
「GO!GO!75」運動です。
これは親(もしくは自分)が75歳になったら、
たとえ健康であれ、若々しくても、問題のきざしがないとしても、
「GO!GO!75」カードをもって、地域包括支援センターに、
介護の専門家とあらかじめつながっておくことで、
「いざ」というときも相談しやすくなりますし、
日ごろから親のことを気にかけてもらえます。
とくに遠隔に住む親御さんの場合、
地域の方が「存在と状況を知っている」ことが、何よりも支えになります。
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「地域包括支援センター」は、市町村が設置主体の、高齢者の困りごとや悩みごとの相談窓口です。
担当する地域包括支援センターは「75歳になった方(親または自分)が住む町名」+「地域包括支援センター」で検索して調べてください。